看護師の職務経歴書|病棟・外来の例文と経験の伝え方

看護師の職務経歴書では、勤務先の名前だけでなく、配属先と担当してきた業務を示します。応募先の病棟・外来・施設で活かせる経験を、読み手が確認しやすい形に整理しましょう。

掲載例は説明用の架空例です。数字・役割・経験をそのまま使わず、ご自身の事実に置き換えてください。

経歴欄に書く項目

勤務先、在籍期間、雇用形態、配属先を記載し、病棟であれば診療科や病床規模、担当していた勤務形態を補足します。病院全体の規模と、自分が配属された病棟の規模を混同しないようにしてください。

担当業務は、日常の看護業務、患者・家族への説明、多職種との連携、委員会活動、後輩指導などに分けると整理できます。処置や機器の経験は実際に担当したものだけを記載し、補助経験と単独での対応経験を区別します。

病棟勤務の職務要約

総合病院の内科病棟で5年間勤務し、日勤・夜勤での病棟看護に従事しました。患者の状態観察、診療の補助、入退院時の支援を担当。退院支援では、患者・家族の意向を確認し、医師、リハビリ職、相談員との情報共有に取り組みました。直近では新人看護師の業務の振り返りも担当しています。

読み解き:経験年数、配属先、業務、役割が一続きで把握できます。診療科や経験期間は自身の経歴に合わせて変更します。

外来勤務の業務欄

配属:内科外来
担当:診察前の情報確認、診療補助、検査案内、電話での問い合わせの取り次ぎ。混雑時は待ち時間と受診目的を確認し、院内の手順に沿って担当者へ共有。検査前の説明では、理解に不安がある点を確認し、必要に応じて再説明の機会を設けました。

読み解き:外来経験は「診療補助」の一語で終わらせず、対象・場面・連携の内容を示します。個別の医療判断を一般化して記載する必要はありません。

自己PR:多職種との情報共有

私の強みは、患者・家族の意向を整理し、関係職種へ伝える力です。退院支援では、生活上の不安と希望する支援を聞き取り、カンファレンス前に確認事項をまとめました。各職種からの情報を踏まえて未確認事項を整理し、患者・家族への説明につなげました。貴院でも相手の意向を丁寧に確認し、チームで継続した支援を行うための情報共有に努めます。

読み解き:「コミュニケーション力」を、何を聞き、どのように共有したかで説明しています。患者が特定される病歴や日付は入れません。

ブランクや異動を読みやすくする

同じ病院内で異動した場合は、勤務先を重複して書かず、配属期間ごとに業務を分けると経緯が伝わります。休職・離職期間は経歴を偽らず示し、復職に向けて行った学習など、事実として説明できる準備を添えます。

患者の氏名、特定につながる年齢・日付の組合せ、院内限定の情報は記載しません。成果を示すときも、個別症例の経過を詳述するより、連携や手順の改善における自分の役割を説明します。

よくある質問

メーカーに看護師の選択肢がありません。

職種は「その他」を選び、主な業務に「看護師・内科病棟」などを入力できます。生成された見出しや用語が応募先に適切か確認し、必要に応じてテキストを編集してください。

資格はどこに書きますか?

資格欄に正式名称と取得年月を記載します。応募先の指定書式に資格欄がある場合はそちらにも記入し、年月の不一致がないか確認します。

経験のない診療科に応募する場合は?

未経験であることを前提に、観察・説明・連携など共通して活かせる経験を示します。未経験の処置ができるように見える表現は避けます。