営業職の職務経歴書|法人営業の例文・実績の数字の書き方
営業の成果は、売上額だけでは背景が伝わりません。扱った商材、顧客、担当エリア、営業手法を示したうえで、自分がどのように成果へ関わったかを説明しましょう。
職種・期間・主な業務を入力して下書きを整理し、印刷・PDF保存できます。
掲載例は説明用の架空例です。数字・役割・経験をそのまま使わず、ご自身の事実に置き換えてください。
経歴欄の基本項目
商材は「IT」ではなく「中小企業向けの勤怠管理システム」など、読んだ人が用途を想像できる粒度にします。顧客は法人・個人、新規・既存を区別し、営業手法は訪問・問い合わせ対応・紹介など実際の活動を書きます。
担当工程は、開拓、ヒアリング、提案、見積もり、契約、導入後のフォローのうち自分が担当した部分を明示します。役職があれば、管理人数と実際の役割も補います。部下を持たないリーダーの場合は、その担当範囲を説明します。
法人営業の職務経歴欄
営業部/法人営業担当
商材:中小企業向け業務管理システム
顧客:既存顧客を中心とする法人企業
担当業務:利用状況のヒアリング、追加機能の提案、見積書作成、導入担当への引き継ぎ。更新前に利用部門と管理部門の要望を分けて確認し、費用と運用面の論点を整理して提案しました。
読み解き:商談の相手と担当工程が分かります。担当社数や単価は、開示できる範囲で実際の数字を補ってください。
実績を期間・基準と一緒に示す例
2025年度:個人売上3,600万円/目標3,000万円、達成率120%。既存顧客への追加提案と更新対応を担当。チーム売上とは区別した個人実績です。
読み解き:3,600÷3,000×100=120%です。「前年比120%」とは意味が違います。集計期間、目標の単位、個人かチームかを確認してから記載します。この数値は説明用の架空例です。
目標未達の場合の書き方
年間目標に対する達成率は90%でした。提案後に検討が止まる案件が多かったため、商談記録に決裁者・導入時期・未解決事項の欄を設けました。その後は次回確認日を合意してから商談を終える運用とし、案件の停滞要因をチーム内で共有できるようにしました。
読み解き:未達を別の数字で隠さず、課題の捉え方と行動を示します。改善後の受注率を測っていない場合、向上したと言い切らないようにします。
自己PR:提案の前提をそろえる力
私の強みは、顧客の要望を整理し、提案の優先順位を明確にする力です。機能の要望が多い商談では、導入目的、必須条件、将来の希望を分けて確認しました。提案書でもこの区分をそろえ、費用と導入時期を比較できる形で提示しました。貴社でも相手の判断に必要な情報を整え、納得して選んでいただける提案に取り組みます。
読み解き:「営業力があります」を、再現可能な行動として説明しています。扱う商材が変わっても活かせる部分を結びます。
顧客名や数字を出せないとき
顧客名を「地方の製造業」「従業員規模が近い中小企業」などに置き換え、特定につながる情報の組合せも避けます。売上の開示が難しければ、公開できる担当領域や改善行動で説明します。社内資料をそのまま貼り付けず、守秘義務の範囲を確認してください。
よくある質問
ランキングはどう書きますか?
対象期間と比較対象を示します。「営業部内20名中3位」など、母数を確認できる場合に限り記載し、対象不明の順位は避けます。
新規と既存の両方を担当していました。
担当割合が把握できれば添えます。正確な割合が分からない場合は「既存顧客を中心に、新規開拓も担当」と説明できます。
マネジメント経験がありません。
無理に管理経験を作る必要はありません。個人の提案活動、チームへの情報共有、後輩への支援など、実際に担った役割を示します。